makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

境界性と依存 630

家に戻っても眠れるはずはない。マキさんに送ったLINEは既読にならない。寝てしまっただけかもしれないが多分あえて読まないんだろう。朝を迎えた今、母を病院に送りアパートへ向かう。ちゃんと向き合って話せるだろうか?聞いてくれるだろうか?私の選択が…

境界性と依存 629

29日寝不足と朝方からの腹痛でモヤモヤしながら出勤した。当然仕事は適当だった。マキさん「マコちゃん、ウチはマコちゃん居ないと寂しいけど来てくれるまでちゃんと我慢出来るよ」とLINEが届いた。嬉しかった。マキさんは弟と買い物や食事をして遊んでいる…

境界性と依存 628

私は頭が真っ白になって家に帰った。母は起きていた。母「まあちゃん、私、左目が良く見えない‥」私「は?突然か?」母「前から気になってたんだけど極端に見えにくくなってきた」私「白くボヤけるんか?」母「うん白内障やと思うわ」私「早く言ってよ‥。悪…

境界性と依存 627

27日私はまた会社強制の飲み会だった。疲れていたのとつまらない飲み会で途中から記憶がない。酒には自信があった私がこんなに崩れるとは‥。代行でアパートに着いたときには午前2時だった。マキさんは眠い目を擦りながら私を介抱してくれた。私「マキさん、…

境界性と依存 626

会社に戻ると上司はもう帰っていた。みんなで「こんな時くらい早く帰ろう」ということになり再びアパートに戻った。マキさんは実家から戻ったばかりなのに私に夕食を出してくれた。私にこれまでこんなにしてくれた女性はいない‥。元嫁は義母の料理をもらって…

境界性と依存 625

26日私はほとんど眠れないまま朝を迎えた。仕事の予定は入っていなかったので昼御飯を買ってアパートへ行った。マキさんと一緒に食べてから横になった。マキさんは手を繋いでくれる。不思議と眠れた。気がつくと2時間ほど経っていた。私は隣で寝ているマキさ…

境界性と依存 624

8月の満期を待たずに財形を解約しようとしていた私には今朝のやり取りは堪えた。仕方ないじゃないか‥。もう何年も治療費を払ってきたんだから‥。母にしてみたらそれが心の負い目なのはわかる。マキさんはお母さんと日帰り温泉に行くと言っていた。夜になりア…

境界性と依存 623

疲れていたのかいつの間にか寝てしまい、目覚めると夜中になっていた。マキさんは私の横に座り起きていた。マキさん「マコちゃん帰るん?」私「ゴメン、帰るね」帰り道、マキさんにLINEをしたが寝てしまったのか返事はなかった。家に着くと母はもう寝ていた…

境界性と依存 622

2人で狭いお風呂に入った後、狭い布団で寄り添いながら寝た。夜中に目覚めた私はタバコを吸いながらLINEを見た。母「まあちゃん、どこや?ゴメンね」姉「どこにいるん?母さん心配しとるよ、あんたも大変やけど踏ん張りどころやよ。一緒に頑張ろうよ」なかな…

境界性と依存 621

肩すかしを喰らった私は近くの海岸線を走った。変わった形の島がある観光地。2人で写真を撮る。マキさんは「マコちゃん気を遣ってくれてありがとう」私「なんか上手くいかないドライブでゴメンな」帰り道も手を繋ぎながら‥。アパートに帰りマキさんが実家に…

境界性と依存 620

23日母は案の定、病院を嫌がった。私「母さん、頼むよ頼むよ‥。俺だって辛いんだよ‥」母「じゃあ行かんとこう。私が病院電話しとくし」私「駄目やって!別にまた入院するんじゃないんやから」母「あんた会社の貯金解約したやろ?この前銀行から通知来てるの…

境界性と依存 619

21日仕事の私は夕方まで忙しかったがマキさんが心配だった。マキさんは定期的にLINEをくれている。夕方に会社に来るようにLINEすると「いいの?やったー」会社に来たマキさんとショールームでコーヒーを飲みながら話した。マキさんは普通だが私は笑顔を作る…

境界性と依存 618

一度会社に戻り早々に切り上げた私は再びアパートに行った。マキさんは何もなかったように普段通りに戻っていた。私は凹んだ。浜田さんと援助関係を持とうとしてから一週間もしない内だ。マキさんがお店を辞めてから一月もしない内にこの不安定さ。お店を辞…

境界性と依存 617

あの時‥。マキさんと居酒屋で飲んだ。マキさんはトイレに行く度に携帯を持って行った。酔いつぶれたマキさんを介抱してホテルで寝かせた私はまだ友ちゃんの傷が疼いたままだった。携帯が光る。ともくんからのLINEが画面で瞬いていた。彼からのLINEは熱い。マ…

境界性と依存 616

私「ごめんな、俺が道を示さないから苦しくなったんやな‥」マキさんは首を横に振った。私は家のこと、マキさんの不安定さ、自分の悩みを話した。マキさん「ごめんなさい」私「俺はマキさん大切やよ。マキさん、オカン、ピノ子、みんな大切。一番はマキさんや…

境界性と依存 615

チャイムを鳴らすとすぐに鍵が開いた。「マキさんどしたんや?」玄関にはラフな格好のマキさんがいたマキさん「何もないよ」応えてすぐに布団にはいる私「何があったんや?怒らないから正直に言って」マキさん「何もない」何度も同じやり取り。マキさんは横…

境界性と依存 614

20日親父に腹が立ち、マキさんに不安になり‥。何度も目が覚めた私は二度寝で完全に寝坊した。マキさんからは「おはよう」のLINE寝坊したことを伝えると「アパート来て寝たらいいよ(笑)」私は慌てて出勤した。それから‥。マキさんは行方がわからなくなった‥…

境界性と依存 613

19日母の状態が落ち着いたので遅れて会社へ。上司から「お母さんどうや?」の一言もない。不機嫌そうに「今週しっかり数字出さんなんぞ」イライラしながら予定をこなす。マキさんからは「お母さん大丈夫?」とLINEが来ていた。昼過ぎに会社近くまで来てくれ…

境界性と依存 612

マキさんときちんと話をしてる時に私の携帯が鳴った‥「自宅」母からだった。私「もしもしどうした?」母「まあちゃん、頭痛くて右手が動かん‥。病院連れて行って」私「救急車呼ぶから待っとれ!横になってて」母「まあちゃん、ワタシあんた忘れたくないよ」…

境界性と依存 611

アパートに着いたがマキさんはまだ実家から戻って居なかった。私は実家の様子を見に行った。しかし実家の駐車場にも車はない。すれ違ったか?アパートに引き返した。アパートに車があった。すれ違ったんだ‥。アパートに入るとマキさんはビールとスナック菓子…

境界性と依存 610

18日私は朝から昼まで会議で絞られた。後輩Yは退職が決まりノルマ達成には厳しい状況。頑張ってどうにかできるレベルではない。何もかもが嫌になる中、マキさんからペットショップのネコの写真が送られてきた。ホントにお母さんなんだ‥。ほっとしたが、こん…

境界性と依存 609

私は婚姻届をマキさんに渡した時、母の病状、親父と絶縁などをあらためて説明した。マキさんは涙を流しながら聞いてくれた。その翌日、浜田さんと援交の約束をしてしまう‥。この怖さ‥。この心の闇は簡単には消せないだろう。嘘をつくことへの抵抗の無さも‥。…

境界性と依存 608

アパートに着くとマキさんは「明日はお母さんと遊ぶよ」と報告してきた。私から聞かないと予定を話すことなんてないのに珍しいなと思ったが、少しは反省してるのか?とも思った。ビールを飲む私の隣ですぐに眠りに落ちたマキさんの枕元の携帯をみる。目立っ…

境界性と依存 607

マキさんをショッピングモールに送り仕事に戻ると会社ではスタッフのミスのクレーム処理に追われた。虚しいな‥。家も仕事もマキさんとも‥。何を支えに生きているのかわからなくなっている。誰のせいか?もちろん私自身の弱さのせい。ずっと一人で消化してき…

境界性と依存 606

17日約束通り昼からショッピングモールで落ち合い久しぶりにホテルに入った。マキさん「マコちゃん久しぶりやね。ホテルなんて笑」マキさんはリモコンで映画を調べたりルームサービスを選んでいる。私「好きなもの食べなよ。ピノ子に食べさせるんや」マキさ…

境界性と依存 605

真夏日なくらい暑い日だったせいか結構疲れていた。会話の流れでマキさんのお店の話になった。私「マキさん、もう戻ったらダメだよ。俺は決して気分よくお店に送り出してたわけじゃないよ。この前みたいなことはもうやめてよ。なんで怒らなかったか良く考え…

境界性と依存 604

動物園に行くと保育園の遠足なのか平日なのに親子連れで賑わっていた。動物園は水族館と違い生き物に表情があるので生命感がある。マキさんに感じて欲しかった。ちょうど幼い園児たちが走り回っている。ピノ子を抱えているのに自分が何をしているのか?ちゃ…

境界性と依存 603

自宅に帰り飲み直した。眠れないので風呂を沸かしてゆっくり入り朝を迎えた。空が白み始めた頃、再びマキさんの元へ向かった。アパートに着くとマキさんは朝食を作っていた。マキさん「マコちゃん今日何する?」私「何したいん?」マキさん「なんでもいいよ…

境界性と依存 602

マキさんがアパートに戻ってきた時にはもう21時を過ぎていた。いつになく饒舌なマキさん。私「マキさん、「ほし」に本当に心当たりないか?別れ方おかしかった奴とか」マキさん「ううん、いない」私「金曜日までLINE来てたんだよ」マキさん「そうなんや‥」私…

境界性と依存 601

バカな私はマキさんの寝顔を見て帰ってきた。アパートに入るとマキさんは下着姿だった。私「えっ⁈」マキさん「お風呂あがったところ(笑)」夏日だったので私も汗臭かった。マキさんが作った漬物を食べながらビールを飲んでいるとマキさんが「マコちゃんウチ…