境界性と依存 623
疲れていたのかいつの間にか寝てしまい、目覚めると夜中になっていた。
マキさんは私の横に座り起きていた。
マキさん「マコちゃん帰るん?」
私「ゴメン、帰るね」
帰り道、マキさんにLINEをしたが寝てしまったのか返事はなかった。
家に着くと母はもう寝ていた。当然だ。
布団に入るが心臓が煽られたようになって眠れない。
こんな精神状態ではまともな判断が出来ない‥。
母が早朝に私の様子を見に部屋を覗きにきた。
私「おはよう、母さんゴメンな」
母「まあちゃん起きとったんか。もう帰らんかと思ったわ」
私「帰るよ、俺おらな母さんどうなるんや(笑)」
母「あんたらに迷惑かけてるから‥」
私「今は頭大丈夫なんか?ならちゃんと聞いて。俺は母さん見捨てたりしんよ。忘れんといて」
母は静かに頷いた。
母はお金の心配をしていた。
私が借金してないか?
まだしてはいない‥。でもしなければならないだろう。
言えるはずない。