makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 707

去年末、姉に乳癌が見つかった。 私は絶望感に満ちた。 幸いに超初期。 母は半分理解して半分わからない。 義理兄は娘(私の姪)としっかり支えてくれている。 私は相変わらず‥。 ピノ子はチューしてくれる。ツバメのヒナが餌をもらう時のように。 ピノ子は…

境界性と依存 706

ピノ子はなかなか私に慣れてくれなかった。 施設からでてきたピノ子は私を見ると固まってポロポロと涙を出しながら唸るだけだった。 マキさんを見つめながら泣くピノ子に「ピノちゃんゴメンゴメン」しか言えない私。 お菓子で釣る私。 その日は笑顔でも翌日…

境界性と依存 705

かなりの月日が経った。友ちゃんの近況を知らされてブログを読み返した。 沢山のコメントを頂き、勝手に救われてきた。 もちろん、批判も沢山。 私は2歳になったピノ子の成長を嬉しく思っている。 GWには河川敷の広場で一緒に駆けっこをした。 あどけない笑…

境界性と依存 704

突然だけど 友ちゃんが結婚したことがわかった。 でもズカズカと入って来るようなことはやめた方がいい。 そういう行動が人を壊すよ。 私は遠いけど、近い人は‥。

境界性と依存 703

ピノ子が産まれて半年の検診の時、心臓の再検査。 体が弱くマキさんが会いに行くたびに発熱。 私はそんな話を聞くたびに死にたくなった。 妊娠中にマキさんを不安定にしたせいだと思った。 マキさんから写真をもらうたびに泣きたくなる。 マキさんにソックリ…

境界性と依存702

境界性、ボーダー、メンヘラ。 沢山の人が悩んでいるだろう。 ある方の「ボダには近づくな!」と言うブログを以前に読んだ。 友ちゃんで懲りたはずが‥。 結論から言うと正解。 関わってはいけない。 自分なら救えるなんて自意識過剰。 そう思いたいがそれが…

境界性と依存701

ピノ子が産まれてからマキさんは一度だけ「マコちゃんとお別れしなきゃいけないのかな?」と言ったことがある。 私はある程度覚悟していた。母親からのLINEを見せてくれたから。 母親「あんな奴の言うことは信じられない。正直に話しなさい」 「娘を助けてく…

境界性と依存700

何故再び書き出したか? マキさんと終わりに近づいたと思うから。 ピノ子は引き取りたいと思っている。 二週間に一度だけマキさんは施設に面会に行っている。 いやいやではなくルールて二週間に一度なのだ。 マキさんは写真を送ってくれる。 別れたわけでは…

境界性と依存699

いろんな出来事があり何から出せばいいのかわからない。 記憶と下書きの中から少しずつ書こうと思う。 現在、マキさんはピノ子の為にアパートを変えた。ピノ子はマキさんが自立出来るまで病院併設の施設にいる。定期的にマキさんは面会に行きながらマッサー…

境界性と依存698

かなりの月日が経った。 下書きを書いては消し、書いては消しを繰り返してきた。 ピノ子は無事に2016年10月21日に産まれた。 産まれた翌日に病院で対面したとき、マキさんと似た彼女を見て愛おしく思った。 マキさんの両親には認められていない。理解して貰…

境界性と依存 697

一旦仕事に戻り、終わらせてから再びアパートへ。 マキさんは気持ちが晴れたのか笑顔が一杯だった。 私は少し不安だった。 行動が不安定なのも、お店を辞める気がないのもわかるから。 LINEには店長から、今まで見たこともない名前がある。 トーク履歴はない…

境界性と依存 696

2日 起きてすぐにマキさんにLINEを送る 返事は来るが気の無いものだとわかる 私は昼時間を利用してアパートに行った。 マキさんは顔色も悪く、目の下のクマは酷かった。 私「マキさん、眠れなかったんか?お母さんから何か言われたんか?」 マキさん「ううん…

境界性と依存 695

極度の疲れ‥ ビールを飲みながらマキさんを心配する。 母親がマキさんを責めたりしてないか?マキさんが1人で変なこと考えてないか? 30分位寝てただろうか? マキさんからLINEが来ている 「マコちゃーん」 着信まである。 すぐにかけ返した。 マキさんは泣…

境界性と依存 694

母親が出て行ってからすぐにマキさんに電話するが出ない。 「終わったよ、帰っておいで」 しばらくすると既読になりマキさんは帰って来た。 マキさんは私にしがみついて泣いた。 私「もう大丈夫や‥」 その時初めて胃の激痛に気づいた。 マキさん「マコちゃん…

境界性と依存 693

従兄弟「ん?何処?」 私「確かに仕事上マキさんの事は知ってましたが‥。その頃付き合っていた彼女と同じ店にマキさんが勤めていて私に興味を持ったんです」 会うようになってからのマキさんの不安定さ、説得してもお店を辞めてくれなかったこと、お客さんと…

境界性と依存 692

しばらく沈黙があり、従兄弟が切り出した。 従兄弟「マキが言ってるのはどういう意味や?」 母親「この人が認知もしない、自分の子でもないって会社で言ったのを知ってヤケになってるのよ」 私「そんなこと言ってません!キャバクラで出会ったとも言ってませ…

境界性と依存 691

父親が先に入ってきて挨拶をした。 いつもほとんど言葉を発しない。 母親は目を合わせることはない。 従兄弟はあくまでも第三者的な司会役。 元警察官だけあり、冷静に話始めた。 従兄弟「先日の話だけど、毎月いくら位マキに工面出来るんや?」 私「5万くら…

境界性と依存 690

話し合いは13時30分からだ。オカンを病院に送りアパートへ向かう。 まだ9時‥。 怖くてわざといつもと違う道で向かう。 マキさんに「向かうよ」とLINEしたのはアパートの近くのコンビニの駐車場だった。 マキさんから「待ってるよー」と返事が届いても足が向…

境界性と依存 689

シャワーから出てきたマキさんに 私「隠れてお店戻ったら駄目やぞ」 マキさんはニコっと笑って マキさん「隠しても無理でしょ。ちゃんと公開して行くよ」 私「俺がどれだけ‥。普通に働けよ」 マキさん「ちゃんと働くよ(笑)」 私「またお客さんと店外営業す…

境界性と依存 687

31日 上司が休んだので常務から成績についての連絡が私に入った。 常務「どうなったんや?」 私「母親にドタキャンされて話せていません。1日に話します。ご心配かけて申し訳ありません」 常務「俺まで巻き込むなよ(笑)」 私「もちろんそのつもりです。本…

境界性と依存 686

30日 マキさんは弟の勉強を見てあげてから2人で買い物に行くらしい。 母親は仕事らしい。 私は不安だった。 母親が常務に会いに本社へ行くのではないか‥。 本社に確認すると経営会議で常務は缶詰。 ホッとした。 仕事を終えアパートに向かう。 私「マキさん…

境界性と依存 685

29日 マキさんは実家に泊まるのでまっすぐ家に帰った。 正直言って母親と一緒に居させたくない。 LINEが届く マキさん「お母さんがアパート探すの辞めろって」 私「なんで?」 マキさん「マコちゃんがアパートに来るのが嫌なんだって」 私「意味わからんな‥…

境界性と依存 684

28日 とても暑い日だった マキさんは母親と買い物に行った。 夜にアパートに立ち寄る 私「お母さん大丈夫やったか?」 マキさん「ちょっとだけ言われた。お父さんに言ったように、認知もしてくれるし養育費だってくれるよ、って言ったら「慰謝料も貰わないと…

境界性と依存 683

とにかくピノ子が産まれるまでに混乱を沈めるんだ。 マキさんに初めて貯金を聞いた。 マキさん「うーん、今の生活なら2年位は普通に暮らせるかな(笑)もちろん国民年金や保険もちゃんと払うよ」 私「そうか、俺も援助するから母子手当や児童手当のことを病…

境界性と依存 682

それからはお金の話、アパートを探すことなどを話し合った。 私「俺が居ない時もあるだろうけど強くなる努力するんだよ。ピノ子が泣くよ」 マキさん「うん、マコちゃんとピノ子と一緒に花火するの」 他愛のない話もした。 マキさんの笑顔を久しぶりにみた。 …

境界性と依存 681

帰り道、私はいつもと違う道を走った。 マキさんからLINEがくる マキさん「気をつけて帰ってね」 私「お母さんに何も言われなかったか?」 マキさん「常務さんから電話があったって。内容は聞いてない」 私「えっ⁈今電話出来る?」 マキさん「出来るよ、アパ…

境界性と依存 680

アパートで2人になった。 私「マキさん大丈夫か?」 マキさん「うん、今日お母さんからキャバクラで働いてたんか?って聞かれた」 私「俺が常務に「お店で出会った」って言ったから常務が勘違いしたんだろうね。何て答えたの?」 マキさん「働いてないって」…

境界性と依存 679

アパートに着くと母親は車の助手席でマキさんが着替えを持って来るのを待っていた。 母親「何か用ですか?」 私「用と言うよりお話がしたいです」 アパートに入ると母親は玄関に座り込み話なんてしたくないという態度を取った。 私「常務に呼ばれてマキさん…

境界性と依存 678

25日私は日帰りで大阪に向かった。 帰ったのは深夜。 マキさんはいつも通りLINEをくれていた。 茶の間で寝落ちして目覚めた2時頃、布団に入ってLINEを確認する。 「マキさんが退出しました」 何かあったんだ‥。 しかしマキさんが実家にいたとしたら電話して…

境界性と依存 677

22日 マキさんは実家に泊まるというので仕事を終えてまっすぐ帰った。 母はいつもの昔話と若い頃のオヤジの暴力の話を私に聞かせた。 私「母さん、その話、何度も聞いたよ」 いつもこんな会話だ。 私はマキさんとの話をしないことにした。 母が余計なことで…