境界性と依存 686
30日
マキさんは弟の勉強を見てあげてから2人で買い物に行くらしい。
母親は仕事らしい。
私は不安だった。
母親が常務に会いに本社へ行くのではないか‥。
本社に確認すると経営会議で常務は缶詰。
ホッとした。
仕事を終えアパートに向かう。
私「マキさん大丈夫やったか?」
マキさん「うん、何もなかったよ」
それ以上、母親のことは話さなかった。
1日には両親と従兄弟と会う。
マキさんには酷だが全て話すつもり。
中途半端に「キャバクラ」で出会いましたなんて言っても母親は変わらない。
マキさんは同席させない。
ピノ子が聞いている‥。
だが心配なのは、話し終えた後、マキさんが母親に何かされるのではないか?ということ。
連れて逃げようか‥。
従兄弟や父親に母親がマキさんを責めないようにお願いしてみよう。
無理なら家に連れて帰ろう。
オカンはわかってくれるさ‥。
でもマキさんはきっと堕ちる。
ずっとずっと母親の前では「素直な良い子」を演じてきたのが崩れるんだから‥。