境界性と依存 618
一度会社に戻り早々に切り上げた私は再びアパートに行った。
マキさんは何もなかったように普段通りに戻っていた。
私は凹んだ。
浜田さんと援助関係を持とうとしてから一週間もしない内だ。
マキさんがお店を辞めてから一月もしない内にこの不安定さ。
お店を辞めてから私は出来るだけ一緒にいる時間を増やすようにしてきたつもりだが‥。
マキさんは疲れていたのか私の膝で寝てしまった。
私は1人で泣いた。
「どうしてあげたらいいんやろ‥」
深夜まで1人で堕ちた後、マキさんを布団に移して帰った。