makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 364

昼に議員さんから電話があった
「お前何時になる?」

6時に議員さんの事務所近くの居酒屋に行った。
議員さんと一緒にいたのはパーティーでは気づかなかった人だった。

今年30歳になるという方で「志穂さん(仮名)」
特別に高貴な方ではないが童顔でかわいい感じの人。
議員さん「この人は○○さんの娘さんで○○大学出身。今は○○会社に勤めてるしっかり者だぞ」
私は名刺を渡して自己紹介した。
志穂さん「パーティーで見かけました。誠さん(もちろん本当は名字)ロビーで酔った人に絡まれてるおばあさんをエレベーターに乗せて助けてましたよね?みんながいる中でなかなか出来ないですよ」

私「ああ、あれは流れてそうなっただけで正義感とかじゃないですよ(笑)」

確かにロビーでおばあさんが絡まれてるのをフォローした。
何で揉めてたか知らないが酔ったおじさんが凄い剣幕でおばあさんを叱責していた。泣きそうな顔しているおばあさんを知り合いを装って一緒にエレベーターに乗せた。
おばあさん「ありがとう兄さん」
私「いやぁ、お酒は楽しく飲まないとね(笑)」
それだけの話。
そのエレベーターに志穂さんもいたらしいが全く記憶にない。
私も酔ってたから。

議員さんは私がバツイチだとか議員さん自身にも対等に話す生意気な奴だとか褒めてるのか嫌味なのかわからない言い方で私を紹介した。

お見合いみたいだと思ったが、私も志穂さんも淡々と世間話をした。

議員さんは次の予定で帰って行ったので2人で1時間ほど飲んだ。
志穂さん「誠さんは再婚しないんですか?」
私「はい、あまり考えてないですね、いろいろあったし年齢もここまできたので(笑)母も病院勝ちなんで」

志穂さん「実は私も(笑)周りがうるさいからいろんな人と会ったりするけどつまらないな、って思うんです。Mさんもうるさい(笑)だから今回、紹介されるんじゃなくて自分から誠さんを指名したんです(笑)ごめんなさいね」

私「わかる気がします(笑)あの人いつも強引ですから。でもMさんのおかげであんな別世界のパーティーにも行けたし感謝してます」

志穂さん「私はあんなパーティー面倒くさいと思ってます。食べてる気がしない‥。次々と挨拶に来られて落ち着いて食べられないから」

私「私みたいな平民は余裕で完食して珍しい焼酎もほとんど試飲しました(笑)」

ほとんど雑談で電話番号の交換して別れた。
志穂さん「また機会があれば一緒に飲みましょう」
私「そうですね、機会があれば」

機会があれば‥。
あるわけない。そんな偉い人の娘さんなんて。