境界性と依存 391
日曜も仕事は慌しかった
昼過ぎには一旦落ち着き、夕方から再びバタバタになった。
疲れがピークになったころ志穂さんがドーナツを持ってきてくれた。
「誠さん(笑)顔が疲れてますよ」
私「ありがとうございます、どしたの?ウチはワインないよ(笑)」
志穂さん「あははは!汚い焼肉屋さんが知りたくて(笑)」
私「俺はいつでもいいですよ、給料出たから(笑)なんならウチの若いの連れて行きますよ。二枚目いるから(笑)」
志穂さん「二枚目はいいです(笑)気を遣うの嫌なんで。私もかわいい子連れて来ましょうか?」
私「(笑)かわいい子ですか?興味あるけど経済的にキツイから宝クジ当たってからにします」
私は買ってきた物と思っていたがドーナツは手作りだった。
志穂さんは「火曜日は駄目ですか?」
私「火曜日は汚い焼肉店(笑)定休日なんですよ。水曜日にしますか?」
志穂さん「水曜日はたぶん仕事遅くまでかかるので木曜日でもいい?」
木曜日はマキさんがお店に出ると言っていた‥
きっと夜来るな‥と思ったが木曜日に決めた。