makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 426

そして金曜日、志穂さんと焼肉に行った。
仕事は忙しかったがその方が気が紛れる。
志穂さんに会社まで来てもらい歩いて焼肉に行った。
志穂さん「私、今日昼食べられなかったからガッツリ食べて飲みますよ(笑)」

私「俺も昼抜きでした(笑)頑張って食べよう(笑)」

石焼きで食べるホルモンはタレではなく塩胡椒で食べるのでもたれないから私は好きだ。

志穂さんは店のたたずまいに驚いていた。
小汚い店(笑)

志穂さん「私こういう店は初めて(笑)」
珍しいのかキョロキョロと店内を眺めながらビールで乾杯して肉を焼いた。

マキさんもこの店好きだったな‥。
頭を過る。

志穂さんの感想は上々だ。
「おいしい〜」
育ちの良い人も美味しいものは美味しいらしい。
「誠さん、なんとなく疲れてるね。何か心配事?」
私「今日ちょっと忙しい日だったんだわ。いろいろあってね」

仕事の話など楽しく飲んだ。

志穂さん「誠さんは好きな人いないの?」

私「えー、居たよ。夏に別れたんよ。この年齢ではね(笑)再婚したいとも思わないし」

志穂さん「私は居るよ、でも再婚は嫌(笑)どうして別れたの?向こうは初婚だったとか?」

私「初婚どころか学生(笑)」

志穂さん「えーー!誠さんロリ?(笑)」

私「いやいや(笑)そんな事ないけど出会ってしまったんよ。頑張ってんけどね」

出会い方は誤魔化した。

志穂さんは目を輝かせて聞いてくる
苦しいこと一杯なのに、楽しい話にしなきゃいけない‥。
志穂さん「そんな子は家庭に何かあるんだよね。母親の影響が大きいことが多い」

志穂さんは心理学を専攻していたらしい。
確かに母親の影響だとネットにも書いてあった。
志穂さん「お父さんを求めていたんかな?誠さん優しいから」

私「優しくないよ、ビビりなだけ(笑)」

友ちゃんが豹変したこと、辛い別れ方したことを話した。
志穂さん「誠さん辛かったね(笑)時間が解決するよ。私はもうおばさんだから大丈夫ですよ」

私「志穂さんがおばさんなら俺はお爺さんやわ(笑)」
志穂さん「私の場合はただの片思いねん、片思いが一番楽(笑)一人で想う時が幸せ」

私「飲みに行ったりしないの?」

志穂さん「たまにね。でも好きとか言わない。向こうもそんな気ないと思う(笑)」

お互いいろいろあるな‥と思いながら店を出た。
会社まで歩く「誠さんと同じ年齢の人なの」

私「あらら‥。この年齢層の意識調査のサンプルやな(笑)俺は参考にならんよ。経験値低いし、失敗ばかりだから(笑)」

志穂さん「失敗例もデータに含めないと(笑)」

会社からタクシーを呼んで志穂さんは帰って行った。
「美味しかった!ご馳走さまでした。次は街に出て飲みましょう」と言い残して。

家柄もあり私には分からないストレスあるんだな‥。

私も自分だけ不幸みたいな意識を変えねば。