境界性と依存 427
土曜日、今日はイベントがあり仕事だった。
本音は「帰って寝たい」
定時に会社を出て銭湯に行き家に帰った。
駐車場に着くとマキさんが待っていた。
「マコさん。ううぅ」
私「やっぱり来たね」
マキさん「ゴメンなさい!ゴメンなさい!」
私「何を謝ってる?俺はそんなこと望んでるんじゃないよ。こちらこそゴメンな」
「家に入っていい?」
「寒いから入りなよ」
いつもと違う雰囲気で話した。
マキさん「マコさん、この前エッチしてる時に泣いてたでしょ?なんで?ウチが原因?」
私「何が原因とかじゃなくて‥。友ちゃんやマキさん、いろいろ入り混じって自然とね」
携帯見たからなんて言えない‥。
私「マキさんもきっといつか変わると思う。こんな関係おかしいもん。今は理想化してるだけ。マキさんが言う好きと、俺が思う好きは中身が全然違うと思う。友ちゃんで散々懲りたんや」
マキさん「違ってもいいじゃない‥。今が大切なんだから」
「今が大切」
友ちゃんも同じだったよ‥。
私「今が大切なら何でもありなの?俺はマキさん大切だから今のマキさんでは無理だと思ったんよ」
マキさん「ウチはマコさんいないと悲しすぎる」
私「今はね‥」
マキさん「マコさんはウチが浮気してるって思ってるん?」
私「浮気じゃないよ、その時は真剣なんだから‥」
マキさんは黙りこんだ。