境界性と依存 547
日曜日
病院で母の様子を見てから出勤した。
母は落ち着いていた
落ち着いたというより元気がなかった。
「私はいいから早く仕事行きなさい」
昔から自分よりも周りのことばかり気にしてた母さん‥。
母だけをあの家に置いてマキさんと暮らすなんて可哀想だ。
会社に着くと上司は休みになっていた。
「またか‥」
上司は成績が上がらない時、いつもこうだ。
良い時はまるで自分の手柄のように振る舞い、悪いときは、責任を投げる。
「何がお前らを見捨てないや‥」
部下達は上司が居ない事を喜んでテキパキと仕事を始めた。
この会社もヤバイな‥。
私「お前ら、上司が居ないこんな日こそ、ミスなく成果も上げよう!上司が居なくても出来る事を示すんや」
みんな同じ気持ちだったと思う。
しかし難しかった。
夕方になって現れた上司は成果をみて、何も言わずに帰って行った。
上司から全員にメールが届く
「私は帰ります。どうするか最終報告ください。成果出るまで帰ることは許しません」
「まるで評論家だな」と思いながら私は帰ることにした。
部下達にも帰るように指示した。
21日は休みだ。
「みんなゆっくり休んでくれ!休み明けからまた頑張ろうや」とチームのグループLINEに書いた。
みんなは
「マコっさん、またチームで民宿でも行きましょう!」
みんな限界だな‥。
友ちゃんに打ちのめされ始めてからチームのメンバーには大したことしてやってないのに付いてきてくれてありがとう‥。