境界性と依存 548
マキさんのアパートに行き夕食を食べた。
マキさん
「マコちゃん、今日は泊まってくれん?明日休みでしょ?」
私「うん、いいの?何かあったんか?」
マキさん「んーん。マコちゃんお母さんの病院あるだろうから‥。でも一緒に寝たいし‥」
私「じゃあ泊まるよ。明日夜に病院に顔出すよ」
マキさんの「いいの?やったー」
特別な日でもないのに一緒にいるだけで喜んでくれる‥。それだけで幸せな気分になる。
2人とも薬を飲んでいるが抱いてから寝た。
夜中にマキさんの携帯を見た。
ともくんやナガタ様、しま様とのメールや通話歴は削除されアドレス帳からも存在が消えていた。
ようやく消せたな‥。
正直な感想だ。
もしかしたら私が携帯を見たことに気がついて消したのかもしれないがどうでも良かった。
ゆっくりと起きた時には8時になっていた。
マキさんの作ってくれた朝食を摂り2人でドライブに出掛けた。
以前行った隣県の市場へ行って食事をして一緒な写真を撮った。
マキさんはずっとニコニコしながら手を繋ぎながら歩いてくれた。
この市場は友ちゃんがイカ墨ソフトを食べて口を真っ黒にして2人で笑った場所。
長かったような短かったような‥。
今頃、卒業して頑張ってるんだろうか?
今でもたまに思い出してクラクラするが彼女との関係がなければマキさんとも出会わなかった。
あれだけ叩きのめされたが友ちゃんが頭から消えないのは焼きついたからかマキさんが似ているからか?わからない。