境界性と依存 530
寝てしまったマキさんに毛布をかけてアパートを出る。
携帯には変化がなかった。
LINEからはともくんもナガタ様も消えていた。
電話帳にはともくんがいた。通話記録は2月18日が最後。
どうなったのか‥。
家に着いてビールを飲みながら堕ちていく。
今、マキさんは周りを整理しているのか?
でも、しま様のような存在が今後も現れるだろう。
ダラダラしてるうちに朝を迎えた。
シャワーを浴びて病院に行くと母は正常に戻っているようだった。
休日の私は母の今後のことを話した。
「母さん、俺はこれからどうしたらいい?俺が仕事中にまた何かあったら‥」
母さん「ずっと入院するわけにはいかんやろ。お金もかかるし。家に帰るよ、、簡単に死ねたら楽なんやけど、難しい生き物やね」
私「お金はいいけど、誰もいない時に何かあったらの事を考えたら怖いな」
結論なんて出ない話なのだ。
私がしっかりしなくては‥。