境界性と依存 633
30日
朝、病院に母を連れて行った。
母は少しおかしかった。
私はアパートに向かった。
マキさんはいつもより明るく迎えてくれた。
私はその笑顔で癒されたり苦しくなったり‥。
マキさんが作った朝食を食べて横になった。
私は酷く疲れていた。
マキさんは黙って隣に寄り添っている。
マキさんの泣いてる顔なんて見たくない。
私がしっかりしていないからだ。
マキさんが流されやすいタイプなのはわかっていたのに。
とも君やナガタ様、しま様の存在を知りながら責める事なく、お店も容認してきた私が悪いのだ。
このまま前にも後ろにも進めず苦しむなら‥。
いっそ消えて無くなりたい。