境界性と依存 437
ガストに着くとマキさんはすでに到着していた。
一度家に帰ってるはずはない早さだ。
マキさんは助手席に座るなり抱きついてキスしてきた。
かなり酒の匂いがした。
代行で来たのを知っているが
「マキさん、こんなんで運転したら駄目やろ」
マキさん「ゴメン、でもマコさんに会いたくて」
さっきまでともくんと居たのに‥。
つくづく怖いと思った。
近くのホテルに入り私は遅い夕食をとる。
マキさんは風呂に入った。
ビールと精神安定剤は相性がどうか不安だったがどうでも良かった。
マキさんはかなりハイテンションで「マコさんマコさん」と言って甘えてくる。
私「かなり飲んでるな(笑)楽しかったか?」
マキさん「うん!でもタバコ吸えなくて隠れて吸ってたら灰が足に落ちてストッキングに穴空いちゃった(笑)」
私「タバコ吸えない人か?辛いな」
ともくんもまさか1日一緒に居た女が代行をUターンさせて私とホテルにいるとは想像しないだろう‥。
悲しいな、ともくんも‥。
しがみつくマキさんを支えながらベットに入った。「ほとんど生理終わってるからしよ!」
ともくんとしてこなかったのか、したけど足りないのか‥。
もうわからないよマキさん‥。
薬のせいなのかわからないが悲しいのに涙は出なかった。
利用しようとかこんな関係は駄目だとかどうでも良かった。
SEXしてる時、「マコさん好きねん」を連呼したマキさん‥。
果てた後はいつの間にか寝ていた。