境界性と依存 436
マキさんから意味のわからないLINEのスタンプだけが届いていた。
私「ん?どした?」
まさか‥。
ショッピングモールに行くとマキさんの車がまだあった。
夜9時。
少し離れて車を停めて待った。
しばらくして「すきすきすき」
私「どうしたんや?なんか変やよ?何かあったんか?」
マキさん「変じゃないよー普通じゃあー真ちゃんすきじゃあー」
私「名前の字が違うよ‥」
マキさん「まって!いつの間に…漢字変換_(┐「ε:)_誠さん!これあっとるやろー!すきなんやって、とにかく」
私「酔っ払いか?」
既読にならなくなった。
10時になり帰ろうとしたころマキさんの車の横に黒い車が停められた。後ろに代行がついてきた。
車から降りてきたのはマキさん。
マキさんは自分の車の後ろ座席に乗り込んで代行で消えて行った。
黒い車も代行で帰っていく。
私は黒い車について行った。
信号待ちで隣の車線に止まり黒い車を見る。
幸い明るい交差点。
「ともくんだ」
私はともくんの車の尾行をやめてよ右折した。
帰り道
マキさん「よっぱらい。笑だいすきまこちゃんあいたい」
私「やっぱり酔っ払いか。いいねえ」
マキさん「あいたいーいまからあえる?」
私「酔っ払いやろ?運転したら駄目や」
マキさん「ガスト(笑)」
ガストはマキさんの家の反対方向。
代行は確かにマキさんの家の方向へ出て行った。
たぶんともくんには家に帰ることにしたんだろう。
私「運転するなよ!行くから」