境界性と依存 477
わかっていたのに‥
ポツンと停めてあるマキさんの車の横に行って車内をみた。
私とマキさんが気に入っているぬいぐるみが車内で私を見ていた。
私は車内で‥。泣いて逃げた。
忘れ物でも取りに戻ったら大変だ。
隣にあるホームセンターに移動して1時間泣いていた。
42のオッサンが恥ずかしい。
仕事を終えて帰る頃。
「お仕事おつかれさま!かな?一緒におって
ずっとすきやから」とLINEが届いた。
ショッピングモールに行ってみるとマキさんの車は無かった。
アパートに行ってともくんがいないか見に行ってみたが2人とも居なかった。
もう何処にいるかわからない。
家に向かう途中
「ちゃんとおうちついたー?早く会いたいなー
まこちゃんおらんと変な感じ」
こんなLINEをしながらともくんとは私といる時のように振る舞うのか‥。
友ちゃんといい、マキさんといい、彼女達は使い分けの天才だと思った。