境界性と依存 504
金曜日
マキさんはお母さんと買い物に行った。
私はともくんだと思っていたがLINEも届く、スーパーの写真も届く。
夕方には「ただいま」とLINEが来ていた。
仕事を終えてアパートに行くとマキさんは御飯を作ってくれた。
食べ終えた直後からマキさんは甘えてくる。
私「マキさんどうした?辛いことあったの?」
マキさん「ううん。甘えたい気分なだけ(笑)」
ずっとしがみついていた‥。
先日、突然泣いたマキさん。
やっぱり何かあったのか?
何度か訊ねたとき、
「マコちゃんいなくなるかも‥って思うと自然に泣けるの」
私「なんでそんな風に考える?」
マキさん「赤ちゃんできたら面倒くさくなってポイかなって思って」
私「バカタレ!俺のせいで、って思ってるよ。二度とそんなこと言うなよ‥。ポイなんてしない。そんなことする人間なら友ちゃんやマキさんのことで悩んだりしんよ」
マキさん「ウチのことで悩んでるの?」
私「‥。そりゃ悩むことあるよ。マキさん他にも男いるんじゃないかって。
マキさん「いないよ。マコちゃんいるのに他にもいたら大変や(笑)」
だが私は信じられないのだ