境界性と依存 472
そして17日
マキさんと国民宿舎に行った
ここは私の一番気に入っているところだ
宿に着いて2人でずっと引きこもった。
天気は荒れ模様。
マキさんはいつも2人きりを望んだ。
私は人混みの中ではお客さんと会うからだと思う。
マキさん「マコちゃん、ウチら付き合いだして昨日で三ヶ月になったんよ。ウチ今まで男に依存しなかったし、すぐ飽きたけどマコちゃんは違うの」
私「そっか、ありがとう。でもいつ気が変わるかわからんよ。俺、もう誰も信じないから(笑)マキさんにもいつ切られるか?って覚悟してる」
マキさん「うちはマコちゃん飽きないよ。幸せやもん」
昼からかなりビールを飲んだ。
夕食を終えて私は寝てしまった。
起きるとマキさんも寝ている。
22時半頃‥。
マキさんの携帯が突然光る。
「楽しみだ。愛してる」
うさぎちゃん、つまりともくんだ。
「おやすみ」
続けて届いた。
やり取りを見ようと思ったが「既読」にするわけにはいかない‥
ナガタ様もいる。
未読のLINEが6件になっている。彼はまだ「客」なのだと思う。
私はモヤモヤしながらマキさんの隣に横になり少し無理矢理起こして強引に抱いた。
避妊もしなかった。
「マコちゃんどうしたん?嬉しいけど(笑)」
私「なんもないよ。したくなっただけ」
私はもうおかしい。
友ちゃん、マキさんと接するうちに人としておかしくなった。
自分が嫌いだ。