境界性と依存 275
いつもなら朝方まででも呑む3人だけども釣りの後ということもあり皆が横になった。
朝早起きして再び釣りに行くから寝たほうがいい。
横になってLINEを確認するとマキさんから
「釣れましたか?明後日会社に伺います。何時なら居ますか?」
「誠さんが話してた汚い焼肉屋に行きたい」
「H君と早く予定を決めて下さい」
私はマキさんが彼女と似ていると思う。
似ているからLINEを見るたびに思い出す。
LINEが来るたびに思い出して、マキさんがかわいそうになる。
マキさんもきっと辛いこと、寂しいことあるんだろうな‥。
でもゴメンな‥。
私は聞いてあげる余裕なんてない。
相談を聞けるだけの余裕が心にないんだよ。
「釣れなくて呑んでます。Hに連絡してみて!俺はいつでもいいよ。」
先輩がイビキを響かせてきた。早く寝ないとヤバイ(笑)