境界性と依存 276
それからもLINEは来ていたが早朝から釣りなので開かずに寝た。
しかし状況はいいのに全然釣れなかった。
ま、小旅行にきたと思えばいい。
家で一人苦しむよりは気分が晴れた。
帰ってLINEを見ると数件マキさんから来ていた。
Hと連絡を取って金曜日になったらしい。
そして釣りの疲れが残る中、翌日の仕事を済ませようとしたした時、マキさんが現れた。
「おっ、そう言えば今日来るって言ってたなー。どうしたんや?」
マキさん「誠さん大丈夫ですか?」
「??」
「この前飲んだ時、少しおかしかったから」
おかしかったのは貴女だと思ったけど‥
「あら?そうやった?かなり酔ってたからな‥」
マキさんは目線をそらさずに人を見ながら話す癖がある。
マキさんは何をしに来たのか‥。
延々といろいろな話をしてから電話番号を教えてくれと言われた。
そういえばLINEしかしたことなかった。
番号を交換してマキさんは帰って行った。
帰り際に「私、LINEや番号教えるのほとんどないんですよ。普通はフリーメールだけ。誠さんが心配や」
本当に意味がわからない子だ。
お父さんでも求めてるのか?
会話が良く掴めない。
会話が掴めないと友ちゃんを思い出す。