境界性と依存 542
頭ではわかっていた。
でもマキさんの不安定さにばかり目がいき、現実から逃げていたんだろう。
マキさんとキチンと話合わねば。
朝方まで飲んでいつの間にか寝ていた
携帯にはマキさんからLINEが届いていた
119件‥
大半はスタンプだが余程ヒマだったんだろう
翌日、帰り道の直売所で牡蠣を買いマキさんのアパートに行った。
牡蠣の酒蒸しを作るとマキさんは喜んでくれた。
夕方になりマキさんは実家に行った。
私はアパートで一人で帰りを待った。
1時間ほどで帰ってきたマキさん。
ビールを飲みながら、雑談して二人で布団に入った時マキさんは求めてきたが私は顔を近づけて
「マキさん、結‥」
脈拍が狂うのがわかる‥