境界性と依存 543
マキさん「マコちゃんどしたん?」
私「マキさん、俺は結婚しようと思う」
マキさんは顔を埋めて泣き出した。
「マコちゃん嬉しいよ‥。検査薬使う時、本当は怖かったけど妊娠わかったとき、マコちゃんと一緒に居られると思って半分嬉しかった」
私「マキさん、でも俺はオカンも捨てられないんだよ‥」
マキさん「当たり前だよ、大切なお母さんやもん。マコちゃんはそういう人だよ」
私「ありがとう、二人のこと、オカンのこと、良く考えるね」
そうしているうちにマキさんは眠ってしまった。
でも‥
子供が産まれた事を考慮してアパートを引越し、母を実家に残して仕送りしながら生活するなんて‥。絶対に無理なのは明白なのだ‥。