makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 34

仕方なく相手されるまでになった私は20日の約束を取り付けた。
彼女は会うことを嫌がった。私は最後のつもりで会うことを頼んだ。
彼女はレポートや授業の資料で忙しいけど仕方なく時間を作ってやる。って感じだ。
当日は私が迎えに行った。
近くのコンビニに着いたとLINEすると
「あーもう」
「レポート終わってないし」
「頭痛いし」

すでに怒っている。
体が震えた。

予想とは逆で彼女は冷静だった。
別れを受け入れた。
もう無理だと思った。長い時間車内で話し合いをしたが彼女から出てくる話はNさんのことばかりだった。彼の新しい彼女に対しても非難ばかり。
友ちゃん違うよ、彼女に怒りを向けるのは‥。
Nさんが彼女に対しても友ちゃんに対しても誠意を見せていないだけなんだよ。

その日、返したはずの合鍵をまだ友ちゃんが持っていること、Nさんのアパートで新しい彼女と鉢合わせたこと、Nさんと新しい彼女が友ちゃんの残した荷物を返しに家まで来たことを知った。
友ちゃん、俺が試験の為に会うのを我慢してる間に何してたの‥。

「もういいよ。別れよう」
友ちゃん苦しかったね。俺もこれ以上知りたくない。
もう2日ほど寝ていない。精神的にも体力的にも限界だ。
一緒にホテルで横になろう。
でもホテルで彼女は話続けた。
友人の話。バイト先の人の話。バイト仲間とプールに行く話。

友ちゃんはいいよ‥
私は気晴らしする相手もいない。相談する相手もいない。1人で苦しみと向き合わなきゃいけないんだよ。