makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 491

その夜、アパートに泊めてもらった。
私は疲れが溜まっていてすぐに眠りに落ちた。
夜中に目覚め、マキさんの携帯をそっと見る。
ともくん「どうしたマキ?大丈夫?元気か?」
未読メッセージだ。
マキさんは放置している。

土曜はマキさんはお店に出る日。
一緒にアパートを出た。
マキさんはお店へ。
私は会社へ。

日曜日。
月曜が休みの私はマキさんと焼き鳥を食べに行った。
アパートに帰り、一緒にお風呂に入る。
お店に来るお客さんの話を私に聞かせるマキさん。
幽霊が出ると有名なホテルに行き、呼鈴がなったのに誰も居なかったという。

私は聞き役に徹しているがあまり頭には入らない。
やはり辛いが誰にも言えない話を私にすることで気が紛れるなら‥。
マキさんが寝付いた後、私は一人で焼酎を飲んでいた。
携帯には相変わらずともくんからLINEが来ている。
しかし、フィルターがかけられていて文字が読めないようになっていた。
私が見ていることに気づいたのか?
あれだけLINEが来ていたナガタ様はトークルームから消えている。
ともくんのLINEも未読が数件になっている。

マキさんは「その気にさせる」ことを繰り返し、相手がこちらを向けば別れるのを繰り返してきたんだなと思った。

私だっていつそうなるか‥。

友ちゃんもそうだった。
ただマキさんは八つ当りや暴言はないだろう。
なんとなくそう思う。