makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 188

「仕事終わりました。帰ります」
いつも仕事帰りに彼女にLINEしていた。
彼女はバイトがあるので返事はあっても無くても良かった。
送れる彼女がいるだけで良かった。

彼女はバイトの休憩時間や終わった深夜でも「お疲れ様」とスタンプをくれた。

豹変してからは授業中やバイト中でも返事しなきゃいけないのがずっと嫌だったと言い出した。
そんなこと要求もしてないし、返事がないことで怒った記憶もない。
最初は境界性のことなんて知らなかったし、何が起きているのかわからなかった。
返事がないことで怒ったとしたらNさんのアパートに置いたままの大学の資料を取りに行くと言ってから連絡がなかった時くらいだと思う。
後で聞くとNさんがいなかったので冷蔵庫に食材を入れておいたのと、味噌汁を作っておいてきたとのこと。
付き合ってもないというのに何故そんな通い妻みたいなことをするのか?私にはわからなかった。
Nさんは同棲相手と別れて彼女の近くに引っ越ししてきた。私と付き合い出した頃だ。
引っ越しの手伝いにも行っていた。
そのNさんのアパートに彼女の荷物が何往復もしないといけないくらいあるのが疑問だった。
冷蔵庫の受け取りにしてもそうだ。
映画仲間4人で引っ越しを手伝いしてたまたま2人になった時に抱き寄せられたのも聞いた。
彼女は拒否したから大丈夫と言っていたが私にはどういう関係か今でも理解出来ない。
私はNさんの存在も彼女の不安定さも受け入れざるを得なかった。
何故か?それは彼女があらためて付き合って下さいと言う為に電車に乗ってきてくれたから。

私は何度も確認した。
「友ちゃんが好きなのはNさんだと思うよ?友ちゃんの存在を確かめる為に俺と付き合うのならやめてね」

「私は自分のことばかりでマコさんを傷つけた。でもあらためて私と付き合って下さい」

この時の彼女の顔をみたら私でなくても信じてしまうと思う。