makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 375

結局、マキさんは泊まった
だが何もせずに首にしがみついて寝た。

何があったのか‥
泣くほど辛いのに私に言えない、言えないから苦しむのか‥。

私はほとんど眠れなかった
起きて離すとマキさんは薄っすら目を開けて「マコさん‥」としがみついてくる‥。

2人が起きたのは8時くらいだった。
コーヒーを入れて一緒に飲んだ
「マコさんごめんなさい」

私「どしたんや?今日はカニやぞ(笑)何回も行けんよ」

マキさん「うへへ、うん!ウチ、沢山食べる」

私「そうや!俺の蟹も食べていいよ(笑)」

悪天候の中、高速で料理旅館に向かう。
マキさんはずっと手を繋いでくれた。

予定より早く着いたので近くの国定公園の駐車場で過ごした。

マキさんは「マコさん、チューしよ」

誰もいない駐車場でずっと抱きしめて頭を撫でていた。

時間になり料理旅館に入った
出される生きた蟹を見せてくれて、次々にカニ料理が出てくる。
刺身、茹でカニ、焼きカニ、ブリ、マグロの刺身、カニ茶碗蒸し、香箱カニ、カニ雑炊。
私もマキさんも最後は無理矢理食べていた。

旅館を出た時は2人とも満腹で死にそうだった。
「マコさんありがとう」

私「マキさん、死にそうやな(笑)あんなに出てくるとは‥」

マキさん「マコさん眠れなかったからしんどいでしょ‥ごめんなさい」

私「大丈夫や(笑)慣れてるから」

ホテルに入った。
風呂に入って横になった。
相変わらずマキさんは首にしがみついて寝た。