境界性と依存 669
15日
早めに仕事を切り上げて帰った。
姉の家に母はいた。
姪が作ったケーキで退院を祝っていた
こんな時に話さなければならないのか‥
外に出てタバコを吸っている時、姉が出てきた。
姉「まあちゃん、マキさんとどうなったん?」
私「散々な言われようやわ」
姉「当たり前やわ‥。マキさんってどこで知り合ったんや?」
私は正直に話した。
もう疲れた‥。
姉はしばらく黙ったあと
姉「やっぱりそんな感じか‥。仕事が悪いとは言わないけど、その子の気持ちが駄目やわ。ご両親にちゃんと話しなさい」
私「そんなことしたらマキさんは壊れてしまうよ」
姉「もう壊れてるやろ!なんであんただけが悪者扱いされんなんの?こんなこと言うの悪いけど本当にあんたの子なんか?」
私「そうだよ」
姉「あんたドラマの主人公にでもなったつもりか?マキさんが子育て放棄したとしたらあんた一人で育てていけるんか?ちゃんと調べなさい」
私「今さら調べて、もしも違ってても見捨てられんよ」
姉「マキさん本人に覚悟があるのか疑問やわ」
姉はとにかく両親に全てを話すようにと言った。
姉「お母さんには言わんといてや!やっと気持ち落ち着いてきたんやから」
そうだ‥。言えるわけない。
言えばまた不安定になる。また自分さえ居なければと思い泣くだろう。
母の前では笑顔で過ごした。
もう全て嫌になっていた。