境界性と依存 637
病院を終えて2人でラーメンを食べた。
私「マキさん大丈夫か?」
マキさん「うん!ピノ子いるから大丈夫」
安堵した表情‥。
私は自分が嫌になった。
私「マキさんごめんな‥。嫌な思いさせたね」
マキさん「ううん、ウチはマコちゃんとピノ子いたらもう何もいらんの。ウチ、頑張るよ。別に贅沢しなくてもいいもん」
私「贅沢は無理だよ‥」
マキさん「マコちゃん、さっき検診してた時に先生が女の子だからかわいい服の用意しなさいって」
私「マジか⁈もう分かるもんなんや」
ピノ子‥。本当に女の子だったんだね‥。
一旦会社に行き、いろんな想像をした。
ピノ子がいる世界を。
現実の辛さを忘れて。