2日
マキさんは知り合いと夕食に出かけたので私は仕事を終えて家に帰った。
知り合いは私と同じくらいのおじさんだ。
彼はマキさんの友達のバイト先の先輩で以前に奈良に一緒に行ったことになっている。
実は奈良にはとも君と行ったのはわかっている。
彼の存在だけは以前から教えてもらっていた。
半分安心しながらマキさんからのLINEを見る。
私の会社近くだ。
マキさんがいるのを知りながら通過するのは悲しかった。
私が家に着いた頃、「マコちゃんアパート帰ったよ」
予想より早い。
私は安心して布団に入った。
彼は大丈夫。
携帯を見ているから‥