境界性と依存 526
仕事を終えた私はアパートに向かった。
約束はしていない。
駐車場に着くころ、
「マコちゃんくるんだよね?」とLINEが届いた。
私「ダメなら行かないよ」
マキさん「早く来てね」
アパートにはいなり寿司と茶碗蒸しがあった。
私は‥
何をしてるんだろう
ずっと仕事と母の入通院のことばかり。
それが当たり前の中で風俗で友ちゃんと出会った。
心のない関係の世界で、お互いに創りあった2人を演じた時間
二度と会わないからこそ‥
なのに、友ちゃんに出会って私の生活が激変した。
何度も会い、大切に思い、毎日想った。
なのに今では友ちゃんが卒業したのかすら知る術なく、気にしながらマキさんと出会い、マキさんは私の子供を身ごもっている。
友ちゃんが居なかったら‥
「マコさんの子供産むの」
付き合い当初の友ちゃんは言ってくれた。
一時の高ぶりからのセリフだとわかっている
友ちゃん‥
別れても‥
卒業や就職は教えて欲しかった
でも人間なんてそんなもんだね‥
そんな中‥