境界性と依存 495
午前中、心療科に薬を貰いに行った。
午後からマキさんと一緒に過ごした。
マキさんを病院に連れて行きたかったから。
胸が張って痛いと言いだしたマキさん。
「マキさん病院行こう」
マキさん「えー、明日自分で行くよ。せっかくマコちゃんと一緒にいるのにデートが病院なんて嫌だよ」
私「明日絶対行ってくれる?」
マキさん「うん、だから一緒にひきこもろうよ」
渋々、私は諦めた。
御飯を食べてはいつものように‥。
マキさんは寝息を立てて寝てしまった。
携帯にはともくんから未読のLINE‥。
「よかった。ゆっくり休んでまたマキの最高の笑顔を見せてね‥」
続きは開けない‥。
マキさんは体調が悪いとでも言ってるんだろうか‥。
シュガーさまは先日見てから変わらず未読のままだ。
マキさん‥。
俺、こんなことしてる自分が嫌になってるよ。
マキさんの裏を知りながら抱いてる自分。
知りながら知らないフリをして何度も携帯を見て堕ちる自分。
マキさんも変わっていくんだよね。
友ちゃんのように。
いや、もう変わってるのか?
ずっと一緒に居たら変わってくれるのでは‥って思ってたよ。もう2カ月一人堕ちるのを繰り返している
アパートから帰るとき、いつも堕ちてる。
なのに、何も悩みがないようにLINEを返しているんだよ‥。
早く変わって‥。