境界性と依存 486
夜になり「マキさん、そろそろ帰るね」
マキさん「えー、泊まればいいのに‥。まだ雪酷いし一緒に居ようよ」
私「ううん、帰るよ。マキさんも疲れたやろ。せっかく一人暮らし始めたのに俺が入り浸ってたら意味ないやん」
マキさん「ウチ、人嫌いだから一人が好きだけどマコちゃんは何故か普通でいられるの。こんなに毎日居て飽きないもん。凄いねマコちゃん(笑)」
私「今までどんな付き合いしてきたんや(笑)」
こういう会話の後はいつも堕ちる
「どうせ誰にでも‥」と思ってしまうから。
マキさん「マコちゃんには好きなこと言えるし。他の人は、『もっと俺を好きになれ』って言ってくるもん。ウチは遊びたいだけなんに」
私「その人達がおかしいとは限らないよ。好きな子にもっと好きになってもらいたいのは普通だよ。俺はマキさんを束縛したくないだけ。ホントはお店だって嫌だよ。でも言ってもマキさん辞めないやろ。だから黙ってる」
マキさん「マコちゃん凄いね、ウチは嫌な人と一緒にいても猫被ってしまうし。マコちゃんには毒も吐けるし好きなこと言える。ホントに好きなの。だからエッチしてもホントに気持ちいい。普通はあんな濡れない(笑)」
私「あはは‥。褒められてるのかわからん」
アパートを出てから
「マコちゃん良かったら引き返してきて(笑)」
こういうところがかわいいと思ってしまう‥。