境界性と依存 466
温泉の湯は素晴らしかった。
マキさん「仲居さんはイマイチだけど温泉は最高やね(笑)」
私「あはは、マキさんもう許してあげよ」
持ってきたお菓子をツマミに2人の時間を過ごした。
マキさんは私の隣に来てくっついてビールを飲んだ。
抱いては飲むの繰り返し‥。
だが最中にマキさんの携帯が音もなく光っているのに気づいていた。
「うさぎさん」と画面が言っている。
内容は読めなかった。
うさぎさん=ともくん
私は知っている。
マキさんはそっと携帯を裏返してテーブルに置いた。