境界性と依存 431
身体が重くて何もする気にならない。
マキさんは病院に行こうと言うが私は行かなかった。
何より日曜日だったし当番医に行っても検査してもらえるわけがない。
疲れてたんだと思う。
ずっと横になっていた。
マキさんは昼も夜も御飯を用意してくれた。
「お店に出る日やろ?」
マキさん「行かないよ、こんなマコさんおいていけるわけないやん。別に恩着せるんじゃないよ。マコさんがウチと別れるならそれでいいし」
こんなこと言うマキさんが一歩離れたら違う行動をするんだ‥
マキさん「ウチはマコさんといたい。マコさんが顔も見たくないなら‥うう。顔も見たくないって言うならちゃんと消えるよ‥」
私「‥‥マキさんゴメンな。そんなんじゃないんやよ」
マキさん「うん、知ってる。たまにでもいいから一緒にいてもいいかな?頑張って少しずつ消えるから」
私は布団をかぶるのが精一杯だった。