境界性と依存 430
目覚めるとマキさんはすでに起きていた。
「おはよう」
お互いに言いあった。
目は見えているが頭が重い。
「マコさん大丈夫?ゴメンなさい、ウチのせいで」
私「マキさんのせいじゃないよ。疲れてたんだよ。
しかし少し頭が痛い。
マキさん「マコさん‥。ウチはマコさんにあったら駄目なん?」
私「そうじゃなくて、今の関係と生活を変えないといけないんだよ」
マキさん「うちはマコさんいるから今が幸せなん。おらんくならんで‥。ポイしないで」
私「今まで男がたくさんいたって言ってた人が冴えない俺一人に絞ることが出来るなんて思えないんよ。友ちゃんもそうやった。同じこと繰り返して苦しむのは勘弁なんやよ」
マキさん「マコさんだけ‥ううん、もう一人LINEしてるけど会ったりしてない」
ともくんか‥?
でも奈良に旅行行って会ってるじゃないか‥。
他にもいるのか?
何が本当で嘘か?何故私に拘るのか?
正直、好きだと言われることは悪い気はしないが、何より嘘が嫌なんだよ‥。