makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 284

「おいおい、どうした‥。何があったん?わからないぞ」

長々と話を聞いた。正直良く分からないがマキさんは自分に似たタイプの彼女の事で苦しんでる私が気の毒だということなのか?

「気にしてくれるのは嬉しいけどマキさんの話を聞くと俺は彼女を思い出すし、辛くなる。あなたは俺のこと気にせずに楽しく過ごせばいいと思うよ」

マキさんは黙ってしまった。
「俺は明日も仕事だからすぐそこのビジネスホテル泊まるからマキさん帰りなよ」

マキさん「こんな話したから誠さんはもう私と飲みに行ったり連絡したりしてくれないでしょ?」

「あはは、そんなことないよ。悩み聞くくらいするよ。でも俺のこと、彼女のことは触れられたくないんよ。今でも夢見たり、LINEが来るかと思って苦しんでる。もう女の子に感情移入するのは無理なくらい散々ヤられたから」

「私が治しますよ」とマキさんは言った。

「‥‥。彼女も同じようなこと言ったよ。そういうフレーズを鵜呑みにした俺を40過ぎたおじさんが勝手に突っ走って気持ち悪いと言われたんよ。マキさんが彼女と似てると思ったからこの前、彼氏と長続きしないやろ?って言ったんだわ。それに恋愛そのものを思い出したくないんよ」
話しながら完全に思い出した。