makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 183

母はいつも通り私の夕食をテーブルに並べると
婦人会の話を始めた。私はいつも同じような話を延々と聞かなければいけなかった。

話が落ち着いた時、私はリフォームの話から始めた。
母は「私が居なくなったらあんたは絶対に父さんのいるこの家には住まないやろ?そんな家にお金を使うのは勿体無い。私は今の状態で充分や」
私は「すぐに死ぬわけじゃあるまいし‥。ウチの風呂はタイルやし寒いし俺が嫌なんや」

たくさんのやり取りして、
「あんたお付き合いしとった人、駄目になってんろ?ずっと顔色おかしかったし、御飯食べなかったし。私はあんたが家を出ればいいと思うわ。私が足を引っ張ってあんたが動けなくしてると思うと情けなくなる」

やっぱりそう思っていたか‥。

「母さん違うよ、全然違う理由で振られたんや。歳も離れてたし、あの子はまだ学生だからいろいろ他に楽しいことあるんや。俺はちゃんと就職してから考えたらいいと思ってんけど、向こうはまだ若いから数年後とかを想像しての付き合いなんか楽しくなかったんやろ‥。
少し背伸びしてオッさんと遊んでみた、って感じなんやろな。
学生は夏休みやし、友達がみんな彼氏と遊んでるのを見て羨ましくなったんやろ。仕方ないんや」
母は「じゃあ私は会わなくて良かったね、会ったら期待しただろうから」

なんの期待かはわからないが、おそらくは私が再婚して家庭を持つことだろう。

母さん、悪いけど私はもう懲り懲りだ。
離婚してから女性を避けていた時も特別に良いことなかったけど、信じて踏み出しても苦しかったよ。とは言えなかった。