makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 51

数日後、私は仕事絡みで彼女の地元に行かなければならなかった。
憂鬱で仕方ない。
彼女に出会ってからは会いに行くのは全然苦にならなかったが、今は凄く遠く感じる。
会えるわけでもない。
今回の行き先が彼女の家の近くなのが余計に気を重くさせた。

準備していると
「今日、こっち?何時までいるの?」とLINEが入る。
憂鬱だと正直に伝える。
「なんかせっかくこっちに来るのにもったいないね」
会いたいってことなのだろうか‥。
私はもう自分からは会いたいと言わないって手紙に書いたから会おうと書けない。
「私は大学のゼミが4時には終わりそう」

結局会うことにになった。
私は彼女真意がわからない不安と少しの嬉しさが入り混じっていた。
仕事の約束は2時過ぎからなので彼女がバイトしている飲食店で昼食をとることにした。
もちろん彼女は大学なのでいないが彼女の過ごしている所を見てみたかった。

食べ終わり仕事を済ませたのは3時頃。
彼女は帰って来た。ゼミを抜け出してきたらしい。
夕食の準備を頼まれたから6時には帰らなきゃいけないというので急いで迎えに行った。
私はやっぱり顔を見たい。
触れていたい。声が聞きたい。