makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境性人と依存 32

「私の誕生日は11月。今貰ったらもう会えないみたいでしょ。悲しいこと言わないで」

私はどう理解していいのか‥
2人は県をまたいで交際していた。
別れたら会うことはないだろう。街でバッタリ会うなんてことはないのだから‥。
戸惑いながら彼女のウィンドウショッピングに付き合い終わり行く所がなくなった。
彼女は2日後に私の会社の近くに大学の先生の手伝いで来ると教えてくれた。
「マコさんの会社に行けたらいいのに」
「先生寄ってくれないかな」
「近くに行くのに会えないの寂しいね」

どういうつもりなんだろう‥。
食事を境に人が変わったようににこやかになった。
「カラオケ行こうか!」彼女が言い出した。
正直私はそんな気分じゃなかった。
カラオケのあるホテルに入ったが改装されていてカラオケはなかった。
2人でゲームをしたりダラダラした後、やはり抱いた。
済んだ後、何故か泣いてしまった。
「何してるんだろ俺」

彼女は子供になっていた‥
手を伸ばして私にしがみついてくる。
冷水を飲ませてもしばらくは子供のままだった。
彼女が子供になっている間にLINEを送っておいた。
「友ちゃん好きだ」

バイトの時間が近づいている。
彼女を起こしてチェックアウトする時、彼女は私のLINEを見て笑顔をくれた。
私のお盆休みは長い。
彼女は驚いて「そんなに長いなら会えたかも」
「バイト代が10日に貰えるから一緒に私のバイト先に御飯食べに行こう」
私は病気だ。
彼女に期待してしまう。
家に送り届けて車を走らせる。彼女の家から50mほどの所にあるコンビニでタバコを買った。
コンビニから出る時、目の前を自転車の彼女が横切って行った。
彼女のバイト先は全くの正反対。
私は尾行した。
しばらくすると細い路地に入っていく。
私が車で付いて行っても気づかない。
最終的にはバイト先に到着した。
友ちゃん、Nさんのアパートの様子を見に行ったんだね。
私と一緒にいた後も気になって仕方ないんだね‥。