makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存彼 31

その日からほとんどLINEの返信がなくなった。
たまに来るのは「うん」

それからのやりとりはあまり覚えていない。
私自身が何をしているのかわからなくなっていたと思う。
彼女を守りたい、支えたいと言いながら振り返ると何もしてあげられてないのに気づく。
離れているから余計に不安が募る。
毎日何をしているのかを伝えてきた彼女はいない。
ネットでいろいろ調べてみる。
彼女に当てはまるのはいくつもある。
だが私にも当てはまるのがあると思った。

彼女がおかしいのか私がおかしいのかわからない。
いよいよ7日になった。彼女は夜からバイトなので昼間に会うことにした。
朝から迎えにいく。約1カ月ぶりの彼女はやっぱり綺麗だ。普段の彼女は本当に魅力がある。
あえてこの1カ月の話題を避けていると
「私はいろいろありすぎて今後は1人で授業料と卒業の事だけを考えて行きたい」
「別れたいってこと?」
「うん」

何があったのかを尋ねても話が理解出来ない。
違う人みたいだ。
あらためて付き合ってと言ってきて、次に会った時には別れたい‥
「過去に何を言ったかなんて事はどうでもいい。今は今や!過去のLINEもその時はマコさんのために頑張ってただけ」
完全に否定的な彼女は私が話すことを全て否定した。
年齢、バツイチ、出会い方、全てが別れの原因だった。
私はわかったとしか言えなかった。こんな時の彼女は何を言ってもダメなのはわかっていた。

会って2時間くらいで完全にノックアウトされた私は一緒にショッピングモールでハンバーガーを食べた。
喉を通らないハンバーガーをコーラで流し込む。
目の前の彼女は普段通りの表情でペロリと平らげた。
そのまま店内をブラブラした。
私は最後に何かプレゼントしようと思った。
彼女の誕生日は11月だ。せめてお返しはしておこう。
彼女は拒否した。