境界性と依存 463
7日、会社の新年会がホテルで行われた。
パーティーは幹部連中が社長、会長に媚びるだけのつまらないもの。まるで北朝鮮のようだ。
私は早々に切り上げてマキさんのアパートへ行った。
マキさんは私がパーティーで食事が足りないのを知って御飯を用意してくれていた。
派手な物ではなく本当に素朴な料理。
私は嬉しかった。
「マキさんありがとう。美味いよ」
マキさんはニコニコしながら頷いて頭を近づけてきた。
「マコちゃんナデナデして」
甘えるマキさんを撫でた。
他の人にも同じなのだろうか‥