makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 26

仕事にならなかった。胃が痛い
足が笑っている。しかし無理に休みを取っていた分、仕事が溜まっていて昼食すらとれなかった。
朝からLINEはない。私も送らなかった。
私は自分がNさんの身代わりだったのだと思った。そりゃそうだ。年齢、容姿、バツイチ、どこを見ても私に本気で向き合うはずはないのだから。
若い彼女の流行り病のような恋愛だったんだ。
もう女性は信じないと自分自身に約束していたのに‥。自分との約束を破った私が悪いんだと思おう。

夕方になり今日は早く帰ろうと思っていた時。
「マコさん会って下さい」LINEがきた。
「俺は会わないなんて言ってない」
「マコさん今日会って下さい」
「友ちゃんもしかしてもう電車に乗ってるの?」
マコさんどうしてわかったの?」

なんでもわかるよ‥今までもそうやって会いに来てくれたんだから‥と思った。

仕事を終えた時には彼女は私の職場の近くまで歩いて来ていた。
車で私の家の近くのラーメン屋に入った。朝から何も食べてないがお腹は空いてなかった。
でも彼女には何か食べさせなければと思った。

Nさんの話。またLINEと同じやりとりが今度は対面で繰り返された。
私は彼女が別れ話をしに来たのだと思っていた。

「私はマコさんの気持ちも考えず自分のことばかりでした。本当にゴメンなさい。」

「友ちゃんがNさんを忘れられないなら俺は消えるしかないよ。悲しいけどちゃんと会いに来て話してくれてありがとう。以前の彼女は会うことすら出来ないで切られたから」

私は別れようと思った。
また苦しむくらいならこっちから言ってやろうと思った。