makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 18

私の地元に戻り、遅めの昼食を取ろうとした時、彼女の携帯が鳴った。
私は席を外した。
電話が終わると彼女は電車の時刻表を調べ出した。
聞くと一緒に映画を撮っていたメンバーの人に頼まれたことがあるらしい。
その人は最近同棲相手と別れて彼女の家の近くに引っ越してきた男性だ。
話は聞いていた。引っ越しの手伝いに行ったのも知っていた。
その人はNさん。
彼は彼女に冷蔵庫の受け取りを頼んだ。
私と一緒にいることも知っているとの事だ。
でも彼女は帰りの電車を探している。
彼女はNさんのアパートの合鍵も持っていると言う。
私は困惑した。
何故断らないのか‥
何故友ちゃんが冷蔵庫を受け取る必要があるのか‥
何故友ちゃんが断らないのか‥

私は混乱しながらから「なんで友ちゃんがそんなことしなきゃいけないの?」と尋ねた。
彼女は「私もわからない。なんで隣県にいるのをわかっていながら私に頼むんだろう」
あきらかに動揺している。
私は過去を思い出した。
「友ちゃんが行きたいなら行けばいいよ」
私は強がってから車内に彼女を残してコンビニに入った。彼女は電話している。
後からコンビニに入ってきた彼女は「好きな人と一緒に居るから行けないって断った」と言った。「マコさんといる方が何倍も大切だから」って言ったと言う。
これがずっと尾を引くことになる。