makosanmnのブログ

進行中だけど実際の体験です

境界性と依存 622

2人で狭いお風呂に入った後、狭い布団で寄り添いながら寝た。

夜中に目覚めた私はタバコを吸いながらLINEを見た。

母「まあちゃん、どこや?ゴメンね」

姉「どこにいるん?母さん心配しとるよ、あんたも大変やけど踏ん張りどころやよ。一緒に頑張ろうよ」

なかなか返事が書けない‥。

2人に「彼女といるから。明日はちゃんと帰るから」
こう送るので精一杯。

マキさんの寝顔を見ながら頭を撫でて朝を迎えた。

マキさんは私があまり寝てないのに気づいたのか「マコちゃん二度寝しよ」

私が横になるとマキさんは手を繋いでくれた。

1時間半ほど寝ただろうか?目覚めるとマキさんは私の顔を見ていた。

私「おはよう」

マキさん「眠れた?まだ寝てていいよ。今日はゆっくりしてようよ。昨日マコちゃん疲れたんだよ」

確かに疲れたよ‥。

ずっとアパートにいても気持ちが晴れないので街に出かけた。

百貨店をブラブラ。北海道展が行われていた。

勧められるままに試食をし、少しだけ買い物をした。

マキさん「マコちゃん楽しいね、歩き疲れたけど(笑)」

私「俺はどこへ行くのでもいいんだよ、マキさんが楽しければ」

マキさん「ウチだってそうだよ」

夕方になり
マキさん「実家に行ってくるけど、マコちゃん帰る?」

私「うーん、マキさん待つよ。今日も泊まろうかな」

マキさん「わーい、じゃあすぐに帰ってくるね」
マキさんが実家に行った後、携帯を確認した。

母「まあちゃん、今日も帰らないの?あんたの気持ちも考えずすみません」
覚えたてのスタンプも‥
ネコが泣いているスタンプ。

私「ゴメン、帰るよ。御飯も食べるよ」

私はみんな大切だと言いながら全て半端だなと思った。

マキさんが戻るまでにシャワーん浴びた。
真夏日だったのと、寝不足で歩き回り嫌な汗をかいたから。

シャワーから出るとマキさんが戻ってきた。

私「早かったね、マキさんゴメン今日はやっぱり帰るね」

マキさん「そうなんや‥。でもお母さん心配やもんね。まだしばらくは居てくれるでしょ?酢の物作ってきたから食べて」

私はマキさんが寂しい顔を我慢しているのがわかったが何も言わなかった。