境界性と依存 617
あの時‥。マキさんと居酒屋で飲んだ。
マキさんはトイレに行く度に携帯を持って行った。酔いつぶれたマキさんを介抱してホテルで寝かせた私はまだ友ちゃんの傷が疼いたままだった。
携帯が光る。
ともくんからのLINEが画面で瞬いていた。
彼からのLINEは熱い。
マキさんはともくんが特別だと訴えた。
全身が震える恐怖心。
私は怒りと悲しさでマキさんを利用してやると決めた。
酔いつぶれたマキさんと強引にSEXした。
泣きながらSEXする私を不思議そうに見ていた。
「まこさん友恵さん思い出したん?」
私「少しね、ゴメンな」
いまだにこの時のショックは忘れない。
その後、ナガタ様やしま様、浜田さんが現れたが一番は‥。
信じ始めた頃のこの事件だ。